リスニング問題

1.外国語学部のみの出題
リスニング問題は外国語学部(英米学科/スペイン・ラテンアメリカ, フランス, ドイツ, アジア学科)のみの出題で、英語の試験時間90分のうち約20分を使って20問が出題されます。リスニングの実力は急には伸びないので、受験勉強初期から音声学習を日常の英語学習に取り入れることが大切です。


2.問題は2つのパターン

(A):短い会話を聞いて質問に答える問題…10問
(B):長めの会話や説明を聞いて質問に答える問題…10問

設問には2つのパターンがあります。(A)で扱われる内容は日常会話です。(B)では日常会話に加えてラジオ番組やインタビュー・説明文などが加わり、扱われる情報量が多くなります

2016年外国語学部英米学科【設問テーマ】
(A)1. マラソン大会への出場
  2. 映画館のインフォメーション
  3. 通学方法
  4. 修理完了の電話案内
  5. スマホケースを選ぶ
  6. カフェへ誘う
  7. こだわりのコーヒー豆
  8. 列車のの遅延情報
  9. 歯科医院の電話予約
  10. 子ども水泳教室の申し込み
(B)1. 天気予報
  2. 新しいプリンター
  3. 航空券の予約
  4. スポーツクラブの入会説明


3.出題者の発音に慣れておこう
英文の朗読は南山大学の英語教育センターの先生方が行っていると思われます。英語で聞き慣れない声を聞き取るのは難しいものです。早くから過去問を通じて出題者の発音に慣れておけば本番で落ち着いて聞き取れるでしょう。2011年から2016年まで南山大学で出題されたリスニング問題は南山大学のホームページスマ-トフォンのアプリで提供されています。無料ですので是非、活用しましょう。
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4.南山英語リスニングの勉強法
中学・高校と英語の授業を真面目に受けてきた受験生でも、南山大のリスニング問題を聞いてスラスラ理解できる人は少ないでしょう。しかし、問題のスクリプトを読んで理解できない人は少ないのではないでしょうか?

ほとんど中学英語。でも聞きとれない!?
【2013年(A)Example Dialogより】
W: Can we leave now?
M: Wait, I’m not ready. Don’t worry, we won’t be late. It’s two hours before movie starts.
W: I know, but the traffic into the city is always very heavy at this time of the evening.
M: Okay. I’ll be ready in a minute.
使われている単語も構文も高校受験レベルですが、聞き取るのはなかなか難しいです。なぜでしょう?

読めるけど聞き取れないと言う人は、英語の正しい発音とアクセントを身につけていない可能性が大です。まずは、手元にある教材の英語音声を活用して正しい発音とアクセントを身につける習慣をつけましょう。
設問のDialogやPassageが中学~高1レベルの内容なので、基本的な英単語の発音が最も重要です。単語を覚えるときは音楽プレイヤーなどで発音を確認しながら、口を動かして発音を真似てみましょう。
過去問に挑戦するときは、問題を解いた後が大切です。設問を解いたあとは問題文の音声を聞きながら音読して発音を真似ていきましょう。発音できない音は聞き取れません。最終的には、スクリプト音声を聞きながら(原稿は見ないで)即座に発音していく練習をします(シャドーイングという練習法です)。
これらは地道で効果が表れにくいのですが、歯を食いしばって頑張りましょう。すると聞きとれる音が『単語→フレーズ→文』の段階を踏んで増えていきます。これらを過去問12回分すべてに行えば、自信を持って本番に臨めるでしょう。
わたしの手元には南山英語リスニング問題の過去問が2006~2016年まで11年分あるので、いずれリスニング勉強会でも開こうかと考えています。
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まとめ

リスニング問題への対策は日常の英語学習に音声学習を入れることが大切です。また、流される英文は基本的なので基本英単語の発音・アクセントを疎かにしないようにしましょう。

【リスニング対策おすすめ教材】
1. 高校1年教科書の音読
2. 単語帳例文音声のリピーティング
3. 総合英語参考書の例文音声ディクテーション
4. センター試験リスニング問題の過去問
5. 南山大過去問の音読・シャドーイング

南山英語過去問の研究と学習法を解説