総合英語参考書の例文音声を活用しよう

1. 本棚で眠っている参考書を活用しよう

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この春から本格的に受験勉強を始めようとしている皆さんにお勧めしたいのは、短い英文をたくさん覚えることです。その中でも特にオススメなのは、総合英語参考書の例文を覚えていくことです丸暗記ではないです)。
皆さんは高校に入学したとき購入したフォレストやビジョンクエストといった文法書を活用していますか?うまく活用できなくて本棚の中に眠らせてはいませんか?だとしたら、とても勿体ない話です。これを活用することで、英語を読む・聞く・書く・話す力を向上させることができるのです。

2. 丸暗記しなくても大丈夫
例文の数はおよそ1000ありますが、これらを丸暗記する必要はありません。音声を活用して英語の「読む・聞く・書く・話す」力の基礎を身につけるのがここでの目標です。

3.ビジョンクエストの例文音声利用法
  

1.
基本例文集を見ながら発音を真似る

ビジョンクエストの例文音声は,
日本語空白→②英語(ゆっくり)→③英語(早い)
という順番で吹き込まれています。まずは付属の基本例文集を見ながら英語の発音を真似ながら読んでいきましょう。単語と単語のつながり、区切り、アクセントなどできるだけ音声を忠実に再現できるよう努力してください。1章終えるのに約10分ですので、30分で2、3回ぐらい繰り返します。発音の上達が実感できるようになると、音読学習が楽しくなってきます。

2. 例文集を見ないで英語の音声を繰り返す[リピーティング]
次に例文集を見ずに英文を聞き取り、声に出して英文を再現してみましょう。聞きとれない場合は基本例文集や本文に戻って、理由を考えてみます。
前後の単語がつながって1つの単語のように聞こえてしまったのか、強勢が弱くて聞こえなかったのか、音が脱落しているのか、いろいろな原因がありますが、この原因を個別につぶしていくことがリスニング力を高めてくれます。

3. 日本語音声を聞いて瞬間的に英作文をしてみる[瞬間英作文]
日本語音声が朗読されたあと、瞬間的に英文を組み立て、発声してみましょう。この練習が例文学習法のメインになります。始めのうちは構文が浮かばなかったり、時制や単複など間違ってばかりかも知れませんが、練習なので気にしなくて大丈夫です。少しずつ精度を上げていけばいいのです。間違いをおそれずこの練習を繰り返せば、あなたの文法運用力、作文力、スピーキング力の基礎は確かなものになるでしょう。


4. 『ながら学習』の時間を作ろう

瞬間英作文は携帯音楽プレーヤーがあればどこでもできます。机に座らなくてもできるので、いろんな時間を活用しましょう。私は、寝床の中で寝る前に5分(タイマーをかけて)瞬間英作文をしています。睡眠を妨げないよう音量を落とすことで敢えて聞き取りにくい状況を作り出しています。
就寝時以外では入浴時にもBluetooth対応の防水スピーカーを使ってリピーティングや瞬間英作文を行っています。さすがにシャワーを使うときは聞こえづらいですが、どうせ何もしていない時間なのだからと気楽に英語学習しています。このようなすきま時間を使って『ながら学習』時間を1日10分作れば、1か月で5時間にもなります

5. まとめ
フォレストやビジョンクエストといった総合英語の参考書は辞書的に使うというのが定番の使用法ですが、そこで扱われる例文は英語学習の基本となる重要なものばかりです。逆に言えば, これらの例文表現を自由自在に操ることができれば、英語の基本は大丈夫ということです。ここに紹介した学習法以外にも自分なりのアレンジを加えて, 基本例文を活用してください。『継続は力なり』です。

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