第7講『関係詞』

『関係詞』パターンとは選択肢がすべて関係詞で構成されたものをいいます。
このパターンは出題頻度こそ少ないものの、パターンの判別はし易く、過去問を数問解いてコツをつかんでおけば本番に向けて大きな自信になるのでしっかり準備しておきましょう。

『関係詞』基本パターン

[例題1]2014年外国語学部(英米学科)・総合政策学部(A方式)
(      )内に入れるのに最も適当なものを、(A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
There are some differences between the American English (      ) most of you learned in school and British English.
(A) what
(B) when
(C) where
(D) which

まずは、いつものように選択肢を見比べると、関係代名詞[(A)what, (D)which]と関係副詞[(B)when, (C)where]があることに気がつきます。どうやら本問は「関係詞」がテーマのようです。このような関係詞の問題を解くコツは、空欄の後に続く文の構造に注目することです

例えば、(      )の後ろで主語目的語が欠けていたら、主語や目的語の機能を果たす名詞的機能が空欄に求められていることになるのでwho/which/that/whatといった関係代名詞が入ります。

一方で、(      )の後ろで文の構成要素(SVO等)が揃っている場合は、 when/where/how/whyといった関係副詞が入ります。

それでは問題文を見ていきましょう。

[空欄後の文構造に注目する]
There are some differences between the American English (      ) most of you learned in school and British English.

(訳)大方の人が学校で学んだアメリカ英語とイギリス英語との間には一部違いがある。

(      )に続く部分を構造分析してみましょう。most of you主語learned動詞in school副詞()という構造になっています。

ここで他動詞であるlearned目的語がないことに気がつきます。ということは(      )に関係代名詞の目的格が入ることが推測できますので、正解候補は(A)what, (D)whichの2つに絞ることができます。

関係代名詞whatwhichの大きな違いは先行詞の有無です。 空欄の前にはthe American Englishという名詞(=先行詞)があるので(      )には(D)whichが入ります。よって、正解は(D)whichになります。

もう1問、練習で解いてみましょう。

 [例題2]2010年外国語学部(スペイン・ラテンアメリカ, フランス, ドイツ, アジア学科) 法学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、(A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
Thank you, Hiromi. This book is exactly (      ) I wanted.
(A) what
(B) which
(C) of which
(D) that

選択肢を見た瞬間に『関係代名詞』の問題と分かりますね。
空欄後の文構造をチェックすると他動詞wanted目的語がありませんので、目的格の用法がある(A)(B)(D)が正解候補になります。
さらに空欄の前に名詞(先行詞)が存在しないことから、先行詞を含む関係代名詞である(A)whatが正解となります。
文の構造を理解することで、和訳をすることもなく、あっという間に解けました。

まとめ

 『関係詞』パターンの解き方
1.選択肢を見比べる
選択肢すべてが関係詞→『関係詞』パターン
[例] 選択肢が、
(A) which (B) that (C) than (D) what『関係詞』パターン
関係代名詞として使われるthan
2.空欄の後ろに続く文構造に注目して適切な関係詞を選ぶ
(1)空欄に続く文の主語目的語が欠けている→関係代名詞
(2)空欄に続く文の構成要素が揃っている関係副詞

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