演習⑫『前置詞』

[問題1] 2017法学部国際教養学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
I wonder what’s the matter (      ) Yuko. She doesn’t look very happy.
(A) for
(B) to
(C) with
(D) in
問題1解答(C) with
(訳)ユウコに何が起こったのだろう。彼女はあまり楽しそうに見えない。
[解説] 構文的アプローチ
選択肢がすべて前置詞の『前置詞』パターンです。本問は空欄前のwhat’s the matterがキーフレーズです。(C)withを入れれば「ユウコはどうしたの?」という意味のwhat’s the matter with Yukoとなります。
[語句] What’s the matter with A?(=What’s wrong  with A?)「A(人)はどうしましたか」
[問題2] 2017外国語学部(英米学科)・総合政策学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
Susan is undecided (      ) which person she will vote for as mayor.
(A) about
(B) for
(C) with
(D) by
問題2解答(A) about
(訳)スーザンは市長として誰に投票するか決めかねている。
[解説] 構文的アプローチ
選択肢がすべて前置詞の『前置詞』パターンです。本問では空欄前の形容詞undecided(決めかねている)の語法を知っているかがポイントです。
be undecided about Aで「A(物・事)について決心がつかない」という意味になるので(A)aboutが正解です。
[語句] vote for A「Aに投票する」
[問題3] 2017外国語学部(フランス学科, アジア学科)・経済学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
The construction work at Nanzan University will be finished (      ) another two months.
(A) since
(B) by
(C) in
(D) on
問題3解答(C) in
(訳)南山大学の建築工事はあと2か月で終わるだろう。
[解説] 文脈的アプローチ
選択肢がすべて前置詞の『前置詞』パターンです。空欄前後に特定の前置詞と結びつく熟語やイディオムが見当たらないので、文脈に合う意味をもつ前置詞を選ぶ方針で解いていきます
空欄後のanother two months(さらにもう2ヵ月)は期間を表しているので、時の経過を表す(C)in(今から~後に)が正解です。
[語句] construction(名)建築工事
[問題4] 2017人文学部(心理人間学科、日本文化学科)・理工学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
Your package will be delivered to you (      ) the next two weeks.
(A) within
(B) by
(C) for
(D) about
問題4解答(A) within
(訳)あなたの小包は2週間以内に配達されます。
[解説] 文脈的アプローチ
選択肢はすべて前置詞の『前置詞』パターンです。空欄前後に特定の前置詞と結びつく熟語やイディオムが見当たらないので、文脈に合う意味をもつ前置詞を選ぶ方針で解いていきます。
空欄後にthe next two weeks(翌2週間)と期間の幅を表す表現があるので(A)within(~以内に)が正解です。
[語句] package(名)小包 / deliver A to B「A(手紙・小包)をB(人)に配達する」
[問題5] 2017人文学部(キリスト教学科、人類文化学科)・外国語学部(スペイン・ラテンアメリカ学科、ドイツ学科)・経営学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
My sister has broken her leg and she won’t be able to walk (      ) at least two weeks.
(A) in
(B) until
(C) for
(D) by
問題5解答(C) for
(訳)私の妹は足を怪我していて、少なくとも2週間の間、歩くことができない。
[解説] 文脈的アプローチ
選択肢がすべて前置詞の『前置詞』パターンです。まずはwalkと結びついて熟語を作る前置詞がないか検討していきます。walk in(立ち入る)という句動詞も考えられますが、文意に合いませんので、文脈から適切な意味をもつ前置詞を選ぶ方針に切り替えます。
文意は、2週間歩けない期間が続くという意味なので期間の長さを表す(C)forが正解です。
[問題6] 2017人文学部(キリスト教学科、人類文化学科)・外国語学部(スペイン・ラテンアメリカ学科、ドイツ学科)・経営学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
John owes much of his success (      ) his mother.
(A) from
(B) to
(C) by
(D) with
問題6解答(B) to
(訳)ジョンの成功のほとんどは、彼の母親のおかげである。
[解説] 構文的アプローチ
選択肢がすべて前置詞の『前置詞』パターンです。本問はoweを見た瞬間にピンと来て欲しい問題です。
oweは受験生の苦手な単語の1つで、owe A to Bで「AはBのおかげである」というイディオムで正解は(B)toになります。
本問ではこの関係を分かりにくくするためにAmuch of his success(彼の成功のほとんど)と、長めの名詞句にしてあります。
[語句] owe A to B「AはBのおかげである/A(お金など)をB(人)に借りている」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA