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2015人文学部(心理人間,日本文化)2月11日実施

以下の49~53の各文の下線を付けた語(句)のうち、一つが誤りです。その誤りを(A)~(D)のうちから一つ選びなさい。

[49] Mary had a hard time (A)understanding the new vocabulary in English class (B)even with teacher’s explanation.  In the end, she decided to (C)look up them in her dictionary (D)instead.
49 [解答] (C)誤look up themlook it up
(訳)メアリーは、先生の説明がある時でも、英語の授業で新出語彙を理解するのに苦労している。結局、彼女はその代りに辞書で調べるようにした。
look up Aで「(辞書などで)Aを調べる」という意味の句動詞です。
「動詞+副詞+目的語」型の句動詞では、「動詞+目的語+副詞」の語順も可能ですが、目的語が代名詞の場合は「動詞(look)+目的語(it)+副詞(up)」の語順になります。これが本問での論点です。
なお、look upするものはthe new vocabulary(新しい語彙)で、単数ですから、themitとします。
[語句] have a hard time doing「~するのが困難である」/ even with A「A(がある)にもかかわらず」
[50] The ship (A)left away from the harbor, (B)sailed around Green Island, and then (C)made its way out into the open sea (D)on a course for Europe.
50 [解答] (A)誤left away fromleft (from)
(訳)その船は港を出て、緑島を一周してから、ヨーロッパ行きのルートで外海へと進んだ。
動詞leave自体に「離れる」という意味があるので、「離れて」という意味の副詞awayを重ねる必要はありません。なお、leave自動詞ととらえる場合はfromを補います。
[語句] make one’s way out「外へ出る」
[51] (A)At present, there are (B)quite number of computer hackers who are (C)either in prison or working hard (D)to pay off heavy fines.
51 [解答] (B)誤quite numberquite a number
(訳)現時点で、かなりの数のコンピューターハッカーが刑務所に入っているか、重い罰金を払うため懸命に働いている。
quite a number of A(複数名詞)で「かなりたくさんのA」という意味になるので下線部(B)に不定冠詞aを補います。
[語句] be in prison「服役中である」/ pay off A「A(借金)を全部払う」 / fine(名)罰金
[52] Masako and I (A)promised to meet two hours before the concert (B)began.  But (C)due to her train being delayed, I (D)was waited for more than an hour.
52 [解答] (D)誤was waitedwas kept waiting
(訳)マサコと私はコンサートが始まる2時間前に会う約束をした。しかし、彼女の電車が遅れたので、私は1時間以上も待たされた。
wait自動詞なので受動態にできませんから(D)が誤りです。
本問ではkept me waiting(私を待たせたままにした)のkeepを受動態にして、I was kept waitingとすれば正しい表現になります。
[語句] promise to do「~する約束をする」/ due to A「Aのせいで(=because of A)」
[53] Mariko (A)is learning to play the piano (B)since she was ten years old.  Now she is (C)one of the best pianists (D)in the world.
53 [解答] (A)誤is learninghas been learning
(訳)マリコは10歳の時からずっとピアノを習っていて、今では世界最高のピアニストの一人です。
本問は頻出論点である完了形を扱った問題です。since節を伴う文の主節では完了時制を用いるのが原則なので、現在進行形となっている下線部(A)を現在完了(進行)形にすれば正しい表現になります。
【参照】頻出論点(2)完了形

2015人文学部(キリスト教,人類文化)/経済学部2月10日実施

以下の53~57の各文の下線を付けた語(句)のうち、一つが誤りです。その誤りを(A)~(D)のうちから一つ選びなさい。

[53] Cat’s (A)have long been valued by humans for their ability to hunt.  They can see when it’s (B)nearly darkness, and they can hear sounds too faint for human ears, such as (C)those made by mice and other small animals.  (D)Despite being solitary hunters, cats are actually very social animals.
53 [解答] (B)誤nearly darknessnearly dark
(訳)猫はその狩りの能力ゆえに、長い間人間によって重宝されてきました。猫はほとんど真っ暗なときでも目が見え、ネズミやその他の小動物が立てる音のような、人間の耳には小さすぎる音も聞こえます。猫は孤独な狩人であるにもかかわらず、実際には社会的な動物なのです。
valueは「価値」という名詞の意味が第一に思い浮かびますが、下線部(A)では「~を評価する」という意味の他動詞です。
nearlyは「ほとんど」という意味の副詞で、名詞であるdarkness(闇)を修飾できませんから誤りは下線部(B)となります。

[54] Joe was having an extremely long day at the office and (A)just wanted to go home.  In spite of (B)he was tired, his boss made him (C)finish his work before allowing him (D)to leave.
54 [解答] (B)誤he was tiredhis being tired
(訳)ジョーは会社で非常に長い一日を過ごしていたので、ただ家に帰りたかった。彼が疲れていたにもかかわらず、彼の上司は彼の帰宅を許可する前に、彼に仕事を終えさせた。
本問は文法/語法問題ゼミの前置詞vs接続詞vs副詞パターンを理解していれば瞬間的に正解が分かります。
下線部(B)直前のIn spite of前置詞(句)ですから、その後には名詞(相当語句)が来なくてはなりません。下線部(B)のhe was tiredであるのでこれが誤りです。
【参照】文法/語法問題ゼミ第2講『前置詞vs接続詞vs副詞』
[55] We are (A)pleased to be able (B)to announce a new policy which (C)allow employees to take (D)time off for volunteer activities.
55 [解答] (C)誤allowallows
(訳)従業員がボランティア活動のために時間を割くことを可能にする新しい方針をお知らせできることを喜ばしく思います。
下線部(C)の主語は関係代名詞whichの先行詞であるa new policyで、単数です。よって、主述の一致によりallowsとするのが正しい形です。ちなみに、この「主述の一致」も頻出論点の一つです。
[語句] be pleased to do「~して嬉しい」/ allow A to do「Aが~することを可能にする」/ take A off「A(ある期間・日)を休暇としてとる」
[56] I am (A)applying with a short language program in America, and (B)writing an English essay is part of (C)the requirements for all the applicants.  I will have my composition (D)checked by my English teacher.
56 [解答] (A)誤applying withapplying for
(訳)私はアメリカの短期留学プログラムに出願する予定で、英語の小論文を書くことは受験者全員にとって必要なものの一部です。英作文を英語の先生にチェックしてもらうつもりです。
文法/語法問題集をやりこんだ人ならすぐに正解が分かったでしょう。本問の論点は受験英語の頻出項目である自動詞applyの語法です。
apply for Aで「A(仕事、許可、援助など)を申し込む/申請する」apply to Aで「A(規則など)に当てはまる/適用される」という意味になるので、applying withとなっている(A)が誤りです。
[語句] have A to do「Aに~してもらう(=get A to do)」
[57] With darkness (A)falling, the (B)rescue party decided to (C)give in the search.  The families of the victims were (D)deeply disappointed.
57 [解答] (C)誤give ingive up
(訳)闇が降りてきたので、救助隊は捜索を断念した。被災者たちの家族は深く失望した。
本問でポイントなるのは句動詞give inです。giveinという、基本単語で作られたgive inという熟語の意味を知っているか否かでこの設問にかかる時間が大きく変わってしまいます。
give in Aは「~を提出する」という意味ですから、第1文は「救助隊(the rescue party)が捜索(the search)を提出することを決めた」という意味になり、明らかに不合理です。よって、同じgiveを用いた句動詞でgive up the search(捜索を断念する)とするのが良いでしょう。
【参照】直前対策ゼミ第10講『giveを含む句動詞』

2015経営学部/理工学部(A方式)2月9日実施

以下の49~53の各文の下線を付けた語(句)のうち、一つが誤りです。その誤りを(A)~(D)のうちから一つ選びなさい。

[49] If you are (A)presently studying a foreign language or are planning  (B)to do so, here’s (C)an advice to help you: find a way to (D)make it fun.
49 [解答] (C)誤an advicea piece of advice
(訳)もしあなたが現在、外国語を学んでいる、もしくは学ぶ予定ならここに役立つアドバイスが1つあります。外国語学習を楽しみにする方法を見つけるのです。
advice助言忠告アドバイス」は不可算名詞なのでanをつけることはできません。数える場合はa piece of advice, two piece of adviceなどとします。
【参照】頻出論点(1)不加算名詞
[50] My best friend Bill is visiting Nagoya (A)from abroad and (B)has become interested in Japanese.  Although he has only been here (C)since three days, he (D)has already picked up a lot of the language.
50 [解答] (C)誤since three daysfor three days
(訳)私の親友であるビルは海外から名古屋に訪れていて、日本語に興味を持ち始めています。ここにはたった3日間しかいませんが、すでに多くの日本語を覚えています。
本問では(B)、(C)、(D)と頻出論点である完了時制に関わる部分3つに下線が引かれています。よって、これらを重点的にチェックする方針で解きましょう。
前置詞since(~以来)は原則として完了時制で用いられ、行為の開始時点を表します。本問ではthree days(3日間)と期間を表しているので、forを用います。
[語句] pick up ~「~を拾い上げる/(言語など)を聞き覚える/(知識、情報など)を得る」
【参照】頻出論点(2)完了形
[51] Carl (A)has been very busy because he (B)is involved to a difficult financial case (C)since he joined his new law firm (D)earlier this month.
51 [解答] (B)誤is involved tois involved in
(訳)今月始めに新しい法律事務所に入所して以来、難しい金融事件に従事しているためカールはとても忙しい。
~に参加している/巻き込まれる」という意味ではbe involved in ~を用います。
[語句] case(名)事例、事件、裁判 / law firm(名)法律事務所
[52] All hurricanes have names.  (A)This helps us identify these storms as they (B)move across the Earth.  The name of the first storm (C)of the season begins with the letter A, the (D)second as the letter B, and so on.
52 [解答] (D)誤second assecond with
(訳)すべてのハリケーンには名前があります。これはハリケーンが地球を横断するとき、特定することに役立っています。シーズン最初のハリケーンの名前はAの文字で始まり、2番目はBの文字、といったように続きます。
the (D)second as the letter Bの部分は前節と同様の文構造になっているため、省略が行われています。省略されたものは前節と共通のものになるのでそれを補うと(黒太字の部分)、the name of the second storm of the season begins with the letter Bとなります。
[語句] begin with ~「~で始まる」
[53] A: Did you know that we can use Wi-Fi (A)at any Tully’s coffee shop?
B: Yeah.  (B)They’d had that service for several years.  (C)To provide faster Internet connections, Tully’s is now (D)supported by Google as their Wi-Fi provider.
53 [解答] (B)誤They’d hadThey’ve had
(訳)A: タリーズコーヒーならどこでもWi-Fiが使えるって知ってた?
B: うん。何年もそのサービスをやっているからね。スピードの速いインターネット接続を提供するために、タリーズは今、Wi-Fiプロバイダーとしてグーグルにサポートされているよ。
下線部(B)They‘dの部分が、They hadの省略であることに気付けるかがポイントの問題です。
Aの発言から、タリーズ店内のWi-Fiサービスは現在も使えるので、過去完了形ではなく、現在完了形で表現するべきです。

第20講 句動詞⑬「動詞+over」型

選択肢が基本動詞+over型の句動詞問題は2008年に出題されたきり出題されていません。しかし、最近の南山英語における句動詞の重要性を考えると、整理して覚えておくと安心でしょう。
まずは過去問を確認しておきましょう。

2008人文学部(心理人間学科・日本文化学科) 数理情報学部(B方式)
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
Would you like to (      ) your speech with me before you go to the conference?
(A) take over
(B) turn over
(C) get over
(D) go over
[解説] (訳)あなたが会議に行く前に、私と一緒に演説の見直しをしませんか。
選択肢はすべて「基本動詞over」型の句動詞です。
このoverは動詞の意味に「~を覆って」「何かの上を越える」「何かの上を移動する」「何かの向こうに」という意味を付け加えます。
選択肢の意味はそれぞれ、(A)take over(事業・職務など)を引き継ぐ」(B)turn over~を引き渡す/~をひっくり返す」(C)get over(困難など)を乗り越える/(病気・精神的痛手)から回復する」(D)go over~をよく見る調べる~を見直す」で、文意に相応しい(D)go overが正解です。
~を調べる」という意味の句動詞では、look into ~「(事件真相など)を調査する」look over ~「()を調べる」なども重要です。

[語句] conference(名)会議


基本動詞+over型の句動詞

【基本的な意味】
over
(弧を描くように)~を覆って
overはさまざまな使われ方をしますが、共通しているのは「対象を覆った半円形」のイメージです。この半円のどこに焦点を当てるかで「~を覆って」という意味のほか「何かの上を越える」「何かの上を移動する」「何かの向こうに」という意味に展開します。

1.必ず覚えておきたいもの

take over ~(事業・職務など)を引き継ぐ
= succeed to ~

He took over his father’s business.
(彼は父親の事業を引き継いだ)

turn over ~~を引き渡す/~をひっくり返す/(ページ)をめくる

They turned the hostages over to the United States.
(彼らは人質米国へ引き渡した)
A big wave turned the ship over.
(大波でその船は転覆した)
She turned over the pages of the book.
(彼女はその本のページをめくった)

get over ~(困難など)を乗り越える(=overcome)/(病気・精神的痛手)から回復する(= recover from)」

She got over her difficulties.
(彼女は困難に打ち勝った)
It took a long time to get over the shock of losing the game.
(試合に負けたショックを乗り越えるのに長くかかった)

go over ~~を(綿密に)調べる/~を越える/~を見直す
= go through ~

I went over the report.
(私は報告書をよく調べた)
The party went over the mountain.
(そのパーティは山を越えた)

2. 覚えておくと安心なもの

look over ()「(~を)見渡す(at)」
look over ~ ()「(書類など)にざっと目を通す/~を調べる
= check

She looked over at him, trying to catch his eye.
(彼と目を合わせようと、彼女は彼の方を見渡した)
I always look over my homework before I turn it in.
(私は提出前にいつも宿題にざっと目を通す)

run over  ()(液体が)溢れる
run over ~ ()(車・人が)~を轢く、(確認・暗記のために)~をざっと読み直す

The bath ran over.
(風呂が溢れました)

The bus ran over a boy.
(そのバスは少年を轢いた)

give over ~「(物・人など)を引き渡す

She gave him over to the police.
(彼女は彼警察に引き渡した)

talk over ~~について(人と)相談するよく話し合う

Thank you for your suggestion. Let me talk it over with my boss. [2011英米/総政]
(ご提案ありがとうございます。上司とそれについて話し合わせてください)
Elizabeth talked things over with him.
(エリザベスは事態について彼に相談した)

carry over ~「(事)(~に/~まで)延期する/(損失など)を持ち越す(to)

We decided to carry the meeting over.
(会議を延期することに決定しました)
The deficit were carried over to the next year’s budget.
(損失は次年度の予算へ持ち越された)

think over ~~をよく考える

Did you think over what I told you?
(君に言ったことをよく考えましたか)

hold over ~~を持ち越す/~を延期する

The prime minister held over most of the old cabinet members.
(首相は以前の閣僚のほとんどを留任させました)
The theater has held the movie over for another six months.
(劇場はさらに6カ月映画の上映期間を延ばしました)