リスニング問題

1.外国語学部と国際教養学部で出題される
リスニング問題は外国語学部(英米学科/スペイン・ラテンアメリカ、フランス、ドイツ、アジア学科)および国際教養学部で出題され、英語の試験時間90分のうち約20分を使って20問が出題されます。リスニングの実力は一朝一夕には伸びないので、受験勉強初期から音声学習を日常の英語学習に取り入れることが大切です。

2.問題は3つのパターン

(A)短い会話を聞いて質問に答える問題10
(B)長めの会話や説明を聞いて質問に答える問題2
(C)  :  英文を聞き、内容の正誤について4つの設問に答える問題
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設問には3つのパターンがあります。(A)で扱われる内容は基本的に日常会話です。(B)(C)では日常会話に加えてラジオ番組やインタビュー・説明文などが加わり、扱われる情報量が多くなります。日本語で聞き取っても覚えきれないほどの情報量なので、出題時の説明で「問題冊子にメモを取ると良いでしょう」とあるように、リスニングしながら数字や固有名詞をメモする練習をしておきましょう。

3.出題者の発音に慣れておこう
英文の朗読は南山大学の先生方、もしくは留学生が行っていると思われます。学習教材向けに吹き込まれた聞き取りやすい発音とは異なり、ふだん聞き慣れないネイティブの発音を聞き取るのはなかなか難しいものです。早くから過去問を通じて出題者の発音やスピードに慣れておけば本番で落ち着いて聞き取れるでしょう
2012年から2018年まで南山大学で出題されたリスニング問題は南山大学のホームページスマ-トフォンのアプリで提供されています。無料ですので是非、活用しましょう。
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4.南山英語リスニングの勉強法
中学・高校と英語の授業を真面目に受けてきた受験生でも、南山大のリスニング問題を聞いてスラスラ理解できる人は少ないでしょう。しかし、問題のスクリプトを読んで理解できない人は少ないのではないでしょうか?

ほとんど中学英語。でも聞きとれない!?
【2013年(A)Example Dialogより】
W: Can we leave now?
M: Wait, I’m not ready. Don’t worry, we won’t be late. It’s two hours before movie starts.
W: I know, but the traffic into the city is always very heavy at this time of the evening.
M: Okay. I’ll be ready in a minute.
使われている単語も構文も高校受験レベルですが、聞き取るのはなかなか難しいです。なぜでしょう?

読めるけど聞き取れないと言う人は、英語の正しい発音とアクセントを身につけていない可能性が大です。まずは、手元にある教材の英語音声を活用して正しい発音とアクセントを身につける習慣をつけましょう。

設問の英文自体は中学~高1レベルの難易度なので、基本的な英単語の発音が最も重要です。単語を覚えるときは音楽プレイヤーなどで発音を確認しながら、口を動かして発音を真似てみましょう。

5.過去問の利用法
リスニングの勉強を始めた時点で、過去問の内容を完璧に聞きとれる人はほぼいないでしょう。出題者側も受験生が全問正解できるように作問はしていないので、自信を失う必要はありません。そして、力試しにリスニング問題に挑戦し、歯が立たなかったからといってリスニングに特化した参考書を買う必要はありません。南山大学では親切にもリスニング問題の過去問を7年分も公開してくれているからです。これは、南山大学の先生方からの「ぜひ、過去問題を使って勉強してください」というメッセージではないでしょうか?

過去問に挑戦するときは、問題を解いた後が大切です。設問を解いたあとは問題文の音声を聞きながら音読して発音を真似ていきましょう。発音できない音は聞き取れません最終的には、スクリプト音声を聞きながら(原稿は見ないで)即座に発音していく練習をします(シャドーイングという練習法です)

これらは地道で効果が表れにくいのですが、歯を食いしばって頑張りましょう。すると聞きとれる音が『単語→フレーズ→文』の段階を踏んで増えていきます。これらを過去問7年分すべてに行えば、自信を持って本番に臨めるでしょう。
それでも練習が足りないという方は、わたしの手元に2012年以前の過去問が6年分(2006~11年)ストックしてあるので、個別に貸し出すことも可能です。
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まとめ

「今はまだ全然聞きとれないから、もうちょっと実力をつけてから…」とリスニングを後回しにする人は、直前になっても聞き取れません。練習なんだから、何度失敗したってよいのです。今日から音読学習にリスニング問題の過去問を取り入れましょう