英文法/語法問題集について

1. 好みのもの/学校指定のものでOK

英文法/語法問題集に関して、どれを選べば良いか悩んでいる方も多いかと思います。センター試験の高得点と南山大学合格を目標にした場合について言えば「どれを選んでも大丈夫」です。
受験生に人気のあるもので代表的なものを画像に載せてみました。解説の分量、要点のまとめ方、色使いや別冊解答の有無などそれぞれ微妙に違いますが、一般的に選ばれているものの中から好みのものを選べば問題ありません。学校で指定されたものを既に持っている場合はそれを使えばいいでしょう。
理由はどの問題集を使った人の中からも南山合格者は出ていますし、どの問題集を完璧にしたとしても南山大学の文法/語法問題には対応できない問題が出題されるからです。

2. 南山大学では文法/語法問題集だけでは対応できない問題が出題される
具体例を1つ挙げてみましょう。

2016 外国語学部(英米学科)・総合政策学部(A方式)
(      )内に入れるのに最も適当なものを、(A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
It’s going to rain this weekend, so let’s cancel our (      ) of downtown New York.
(訳)今週末は雨になるから、ニューヨークの町を(旅行)するのはやめにしよう。
(A) trip
(B) travel
(C) journey
(D) tour

手元に問題集がある方は類似の問題が載っていないか探してみてください。私の手元にある『スクランブル英文法・語法3rd Edition』の索引で調べてみましたが、類似問題は載っていませんでした。
この問題は名詞の語法を問う問題で、選択肢の中で唯一「名詞+of 場所」という形で使われる (D)tourが正解になります。

(A)trip, (B)travel, (C)journey, (D)tourはいずれも『旅行』という意味を持ちますが、そのことだけを知っていてもこの問題は解けません。つまりターゲット1900システム英単語に載っている難しい英単語まで完璧に仕上げ、ネクステVintageを10回繰り返しても、基本単語だけで作問されたこの問題には対応できないのです。

3. 受験英語の最大公約数
文法/語法問題集は中堅以上の大学で出題される問題を集めた最大公約数的なものと思ってください。そこに載っている問題と類似の問題が本番で出題された場合、すべての受験生が知っているので解けても差はつけられません。逆に、間違えた場合はライバルに差をつけられてしまいます。また最大公約数であるがゆえ、何度も繰り返し解いたにも関わらず、未知の問題が出たならば、それは他の受験生にとっても未知であると考えることができるので捨てても大丈夫という判断が可能になるのです。

4. まとめ
  
文法/語法問題集はどれを選んでも大丈夫です。1冊を完璧に仕上げれば、文法/語法問題で差をつけられることはないでしょう。
問題集の知識で対応できない問題は、過去問を細かく潰していくことで少しずつ対応できるようになりますが、それは夏休み以降で大丈夫です。この手の問題集を夏休み前までに1冊仕上げておけば余裕を持って南山対策に移行できます 。

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