[56] A study was recently conducted (A)that involved 699 drivers who owned cell phones and (B)had been in traffic accidents. Researchers got (C)permit to examine each driver’s cell phone to see if it (D)was being used at the time of their accident.
56 [解答] (C)誤permit to→正permission to (訳)携帯電話を所有していて、交通事故を起こしたことのある699人のドライバーを対象にした研究が最近なされた。研究者たちは、事故の時に携帯電話が使われていたかどうかを調べるために各々のドライバーの携帯電話を調べる許可を得た。 本問では、動詞gotにpermitという動詞が続いている下線(C)permit toが誤りです。「~する許可を得る」という表現は、名詞permissionを用いて get permission to doです。 [語句] study(名)研究 / conduct(他)(実験・調査など)を行う / involve(他)(人)を[議論/事件などに]巻き込む
[57] (A)Although pain in his foot, Tony (B)continued playing football. It wasn’t (C)until after the match that he discovered he had (D)broken two toes.
57 [解答] (A)誤Although→正Despite[In spite of] (訳)足の痛みにかかわらず、トニーはフットボールをし続けた。彼が両足のつま先を骨折していたのを知ったのは、試合の後になってからだった。 本問は文法/語法問題ゼミの第2講『前置詞vs接続詞vs副詞』を理解している方ならば即答できたことでしょう。 Althoughは接続詞なので節と節をつなぐはたらきをします。よって、AlthoughのあとにはS(主語)・V(述語)をともなった節が続くはずですが、本問ではpain in his foot(足の痛み)という名詞句になっています。よって、名詞をつなぐはたらきの前置詞despite[もしくはin spite of]に置き換えれば正しい表現となります。
下線部(C)では前置詞untilのあとに前置詞afterが続いていますが、これは二重前置詞といって、後の前置詞が導く句が前の前置詞の目的語となっています。[例] fromunder the table「テーブルの下から」
[58] When we (A)got to the restaurant, Midori (B)complained that she (C)was waiting for us for 30 minutes. However, it turns out she had arrived too early (D)by mistake.
58 [解答] (C)誤was waiting→正had been waiting (訳)われわれがレストランに着いたとき、ミドリは30分間われわれを待っていたのよ、と不平を言った。しかし、彼女が誤ってあまりに早く到着していたことが判明した。 過去進行形は、過去の「ある時」にしている最中であった動作を表すので、文脈上「過去のある時」が明らかになっている必要があります。
本問ではfor 30 minutes(30分間)と動作の行われた時間に幅があるため「私たちがレストランに着くまで30分間待ち続けた」という意味になるよう過去完了進行形にすれば文意に沿った表現となります。
[語句] get to A「A(場所)に到着する」turn out that節「~であることがわかる」by mistake「誤って、間違って」
[59] A recent survey (A)has shown that 60% of women (B)are determined to keep (C)working even if they (D)get marriage.
59 [解答] (D)誤get marriage→正get married (訳)最近の調査では、女性の60パーセントが、たとえ彼女らが結婚しても働き続ける決心であることがわかった。 「結婚」に関する表現は受験英語の頻出事項です。動詞marryは他動詞でmarry A to Bで「AをBと結婚させる」という語法になります。
これを受動態化したものがA is married to B「AはBと結婚している」で、be動詞の代わりにgetを用いて『動作』を強調した表現がA gets married to B「AはBと結婚する」という表現です。
本問では本来、marriedとなるべきところがmarriage「結婚」という名詞になっているので下線(D)が誤りです。
[語句] determine A to do「A(人)に~することを決心させる」⇒A isdetermined to do「Aは~しようと決心している」
[60] A: I’ve been (A)calling you all day. Why (B)didn’t you answer?
B: I’m so sorry. I (C)left my phone here, at home. I (D)should put it in my bag this morning!
60 [解答] (D)誤should→正should have (訳)A「一日中あなたに電話をしていました。なぜ出なかったのですか?」 B「ごめんなさい。電話をここ、自宅に置いたままだったんです。今朝、バッグに入れておくべきでした!」 助動詞shouldは「~すべき」という意味ですから、I(D)should put it in my bag this morning!は「私は今朝、それ(電話)をバッグに入れておくべきです!」という意味になって文脈に合いません。
「バッグに入れておくべきだったのに!(実際はそうしなかった)」という意味にするにはshould haveとします。
[語句] should have done「~すべきだったのに/~したはずだ」
[52] Consumers (A)are becoming more aware of (B)the need for a healthy diet. Supermarkets now sell more (C)naturally-grown produce, especially vegetables that (D)have produced without chemicals.
52 [解答] (D)誤have produced→正have been produced (訳)消費者は健康な食事の必要性にいっそう気づきつつあります。スーパーマーケットは目下、自然栽培された農産物、とりわけ化学物質を使わずに作られた野菜を売ることが増えています。 下線部(D)は頻出論点である完了形ですから、まずはここを詳しく検討する方針で解いていきます。
下線部(D)直前のthatは主格の関係代名詞で、先行詞はvegetablesです。vegetablesは他動詞producedの影響が及ぼされる側ですから、これを受動態とすれば正しい表現となります。
[53] (A)As much as 8.5 million people visit the Louvre art museum each year. A large (B)majority of these tourists (C)go to see the famous Mona Lisa painting and are (D)charmed by her smile.
53 [解答] (A)誤As much as→正As many as (訳)850万人もの人が毎年ルーブル美術館を訪れます。これらの観光客の大多数は、かの有名なモナリザの絵を見に行き、その微笑に魅了されます。 本問では下線部(A),(B)に頻出論点である数量表現が登場しています。
集合名詞であるpeople「人々」は複数扱いの名詞です。peopleは不可算名詞ではないので(A)As much asではなく、As many asとすれば正しい表現になります。
[語句] charm(他)~を魅了する
[54] (A)Even the most advanced (B)learner of English (C)can find it difficult (D)to speak a presentation.
54 [解答] (D)誤to speak→正to give (訳)たとえ英語学習の上級者でも、プレゼンテーションを行うことは難しいと気づくことがあります。 本問はコロケーションの問題です。日本語で「プレゼンする」と言う場合は、give[make] a presentationと言います。他動詞用法のspeakが取る目的語は「言語、意見、事実」などです。
[55] Harriet has recently (A)opened a store that (B)selling children’s clothing, much of (C)which she made with (D)the help of her friends.
55 [解答] (B)誤selling→正sells (訳)ハリエットは最近、子供服を売る店を開いたが、その大部分は彼女が友人の助けを借りて作ったものである。 本問での主要な論点は関係詞で、文中2か所で使われています。
下線(B)直前のthatは主格の関係代名詞で、先行詞はa storeです。that以下が節になるためには、sellingを先行詞に合わせてsellsとします。
もう一つは下線(C)と直前のmuch of(C)whichで、こちらは非制限用法の関係代名詞です。
[語句] with the help[aid] of A「Aの助けを借りて」⇒by the help…でないことに注意!!
[56] I (A)couldn’t have passed the driving test without your help. Let me (B)take you out dinner tonight. Would you like (C)trying the Indian restaurant which (D)recently opened?
56 [解答] (C)誤trying→正to try (訳)あなたの助けがなければ、運転免許試験に合格できなかったでしょう。今晩、夕食にお連れしたいのです。最近、開店したインド料理の店はいかがですか 本問では頻出論点が2項目含まれています。
まず、下線部(A)の完了形はwithout(~がなければ)を用いた仮定法過去完了の文で正しい表現です。 次は不定詞vs動名詞の論点です。(C)trying直前の動詞likeは不定詞と動名詞のどちらをとっても意味がほとんど変わらない動詞ですが、「勧誘/提案」を表すWould you like …?ではlike to doという形でしか使われませんのでtryingとなっている部分をto tryとすれば正しい勧誘の表現となります。
[49] (A)All students who (B)plan to enter Nanzan University should understand that they (C)will be required to take English classes and (D)the another foreign language class, too.
49 [解答] (D)誤the another→正another (訳)南山大学への入学を考えている生徒の皆さんは、英語の授業とさらにもう一つの外国語の授業を受講することが求められていることを把握しておいてください。 anotherはもともと「an+other」でanが不定冠詞であるため、さらに定冠詞のtheがつくことはできません。
[語句] enter(他)~に加入[入学/入会]する / require A to do「Aに~するよう要求する」⇒A is required to do「Aは~するよう要求されている」
[50] (A)For children, team sports teach them the importance of (B)belonging a group. Team sports are also (C)an aid to physical development. In addition, those who exercise regularly usually feel better (D)about themselves.
50 [解答] (B)誤belonging a group→正belonging to a group (訳)子供にとって、チームで行うスポーツは、集団に所属することの重要性を教えてくれる。チームスポーツはまた、身体的発育の一助にもなる。さらに、定期的に運動する人はたいてい、自信も持てるようになる。 belongは自動詞なので、belongto~「~に所属する」の形で使います。
[語句] belong to A「A(団体・組織など)に所属する」 / those who …「~する人たち」
[51] (A)After only a limited number of tickets will be (B)available for the Exile concert, many fans have already started to line up. (C)Some of them have been standing in line (D)for over three days.
[52] We spent (A)much hours (B)doing the math homework. It then (C)turned out that the teacher had given us the (D)wrong problems to answer.
52 [解答] (A)誤much→正many (訳)私たちは数学の宿題に多くの時間をかけた。その後、先生は私たちに間違った問題を解答させていたことがわかった。 形容詞muchは不可算名詞、manyは可算名詞を修飾します。muchで修飾されているhoursは可算名詞なので「多くの時間」はmany hoursで表現します。
[語句] spent A (in) doing「A(時間)を~して過ごす」 / turn out that節「~であることがわかる」
[53] My wallet (A)was stolen at the airport! I (B)should have been more careful. Would you mind (C)borrowing me (D)some money?
53 [解答] (C)誤borrowing→正lending (訳)財布を空港で盗まれてしまった! もっと注意しておくべきだったよ。よければいくらかお金を貸してくれないかい? 本問では「財布を盗まれたので、お金を貸してほしい」という文脈なので、borrowing「借りる」ではなくlending「貸す」とすれば正しい表現となります。
なお「AからBを借りる」という場合、borrow B from Aとなるので、語法の点でも下線部(C)は誤りです。
[語句] Would[Do] you mind doing?「~していただけませんか」/ lend A B「A(人)にB(物・金)を貸す(=lend B to A)」
[49] A: I don’t like spicy food (A)very much. B: (B)Me, also. I had some green curry when I went to Thailand last year. It (C)was too hot for me. I’ve never had anything (D)as spicy as that!
[50] (A)Until recently, most Japanese tourists (B)preferred to travel in groups. Nowadays, (C)younger people like to go on vacation (D)by their own.
50 [解答] (D)誤by their own→正on their own[by themselves] (訳)最近までたいていの日本人旅行者は団体旅行を好んでいた。今日では若い人たちは一人で休暇旅行に出かけることを好みます。 本問では文脈上「一人で(出かける)」という意味になるようon one’s ownもしくはby oneselfを用います。 (A)until recently「最近まで」は「前置詞+副詞」の形になっていますが、慣用的に使われる正しい用法です。
[語句] prefer to do「~することが好きである」/ on one’s own「一人で(alone)/独力で」
[51] Most parents are (A)concerned about academic standards and (B)how their children are taught. (C)As a result, the government plans to spend (D)more in education and to make learning fun.
51 [解答] (D)誤more in→正more on (訳)ほとんどの両親たちは教育水準と自分の子供たちがどのように教えられているかを心配しています。その結果、政府はより多くを教育に費やし、学ぶことを楽しみにしようと計画しています。 本問では動詞の語法に関する論点2か所に下線が引かれています。 まずは下線(A)の動詞concernです。be concerned about Aで「Aを心配している」という意味ですが、be concerned with Aとなると「Aに関係している/関心を持っている」という意味になります。
二つ目は下線(D)の直前にある動詞spendです。spend A on Bで「AをBに費やす」spend A (in) doingで「Aを~するのに費やす」という意味になります。 (D)more inのmoreは形容詞manyの比較級ではなく、「より多くの事[もの]」という意味の名詞、もしくはmore moneyの省略と考えられますから前置詞onを用いれば、spend A on Bの正しい表現となります。 [語句] make A B「AをBにする(SVOCの語法)」
[52] The (A)recently-opened city hall is (B)closely to the railway station, not (C)far from the shops and other (D)major facilities.
52 [解答] (B)誤closely to→正close to (訳)最近開館した市庁舎は鉄道駅に近く、店や主要な施設から遠くない場所にあります。 本問での主要な論点は下線(B)、(C)に関する「形容詞[副詞]+前置詞」の表現です。 (B)closely to the railway stationの部分は補語になるので、形容詞closeを用いた表現close to A「Aに接近した/ごく近い」を用いれば文脈に合った正しい表現となります。
[語句] far from A「Aから遠い/Aにはほど遠い、決してAではない」
[53] I don’t think it (A)will take us long (B)to complete our homework, so after we (C)finishing we can (D)go for a swim.