演習④『時制』

[問題1] 2017法学部国際教養学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
Because of your practice recently, your piano playing (      ) terrific.
(A) had become
(B) has become
(C) will have become
(D) would become
問題1解答(B) has become
(訳)最近の練習のおかげで、あなたのピアノの演奏はすごくよくなりました。
[解説] 選択肢を見ると動詞becomeの様々な時制が並んでいます。このように『時制』がテーマである場合は、必ず時制を決定するヒントがあるので、問題文を注意深く分析します
本問で時制を決定するキーワードはrecently(最近)です。recently現在完了形過去形の文で用いられるので、現在完了形である(B)has becomeが正解です。
[語句] terrific(形)すごくいい(=marvelous)
[問題2] 2017外国語学部(フランス学科, アジア学科)・経済学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
Our English teacher, Shirley, (      ) in Japan for 12 years by next September.
(A) will have lived
(B) is going to live
(C) has lived
(D) will live
問題2解答(A) will have lived
(訳)私たちの英語の先生であるシャーリーは、今度の9月で日本に住んで12年になります。
[解説] 選択肢に並んでいるのは動詞liveの様々な時制です。時制を決定するヒントを英文の中に探しながら読んでいくと、未来の1時点を表すby next September(今度の9月までに)というフレーズが目に入ります。
未来のある時点までlive(住む)という状態が継続するので、未来完了形である(A)will have livedが正解です。
[問題3] 2017外国語学部(フランス学科, アジア学科)・経済学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
When I was in high school, I (      ) to the badminton club.
(A) have belonged
(B) belonged
(C) was belonging
(D) belong
問題3解答(B)belonged
(訳)高校生の時、私はバドミントン部に所属していました。
[解説] 選択肢に並んでいるのは動詞belongの様々な時制です。本問で時制を決定するキーフレーズはwhen I was…という過去を表す副詞節です。主節の内容はこの時と同時のことを表しているので、現在完了形である(A)have belongedと、現在形である(D)belongは正解候補から除外されます。
belong状態動詞で進行形を作りませんから、正解は過去形(B)belongedになります。
[問題4] 2017外国語学部(フランス学科, アジア学科)・経済学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
We arrived at Kazuyoshi’s house just before it (      ) to rain.
(A) is starting
(B) started
(C) has started
(D) starts
問題4解答(B)started
(訳)私たちは雨が降りだす直前にカズヨシの家に着いた。
[解説] 選択肢に並んでいるのは動詞startの様々な時制です。本問で時制を決定するキーワードは時間的な前後関係を表すbefore(~する前に)です。beforeによって時間の前後関係が明らかなので、主節のarrivedと同じくbefore節内も過去形である(B)startedが正解です。
[問題5] 2018外国語学部(フランス学科、アジア学科)・経済学部
(      )内に入れるのに最も適当なものを、 (A)~(D)のうちから一つ選びなさい。
What would we have done if we (      ) our flight?
(A) had missed
(B) miss
(C) have missed
(D) would miss
問題5【解答】(A) had missed
(訳)フライトに遅れていたら、私たちはどうしたことだろう。
[解説] 選択肢には動詞miss(~に乗り遅れる)のさまざまな時制が並んでいますので、英文中に時制を決定する要素を探す方針で解きましょう。
前半のWhat would we have done(私たちはどうしていたことだろう)は仮定法過去完了の帰結節と考えられるので、ifif S had doneの形になると推測できます。よって、正解は(A)had missedになります。

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